ブランドと一言で言っても、宝飾、服飾、デザイン、サービスなど
考えられるものはたくさんありますよね。あなたはブランドと聞いて何を思い浮かべますか?
高級ファッション?それとも普段乗っている車?もしくは食品メーカーかもしれませんね。
大体の場合連想されるものは、商標や銘柄ではないでしょうか。
確かにそれらもブランドには違いありませんが、
ブランドとは、特定の企業や生産者によって製造販売された品物のことを呼びます。
イメージや名称、キャッチコピー、メッセージ性、デザインや音まで。
こういったたくさんの要素からブランドは確立されています。
ブランドを立ち上げても、差別化が出来ていなければブランドとは呼べません。
先程、あなたが想像したブランドはどういったものでしたか?
なぜ人はブランドに惹かれていくのでしょう。
きっとブランドイメージを確立していくうえで重要なポイントがあるはずです。
ブランドイメージとはなにか。また、ブランディングで大事なことなどを説明し、
そこにいくまでの過程と、失敗しないための法則をご紹介します。
ブランドイメージとはなにか?
アメリカ・マーケティング協会（AMA）はこのようにブランドを定義づけています。
個別の売り手もしくは売り手集団の商品やサービスを識別させ、競合他社の商品やサービスから差別化するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはそれらを組み合わせたもの。
言い換えれば、人と人とが相互作用してどのようにアイデンティティであったり、価値を見出してるかということです。
難しいですが、人によって感覚は様々なので、企業が100％思い通りに顧客に伝わるわけではありません。
価値観や個人的な信念、センスで受け取り方は様々です。
それでは自分の望むブランドイメージを確立していくためにできることはあるんでしょうか。
ブランドイメージとニーズ
これらはブランドイメージを作っていくうえで非常に大事なものです。
- ロゴやキャッチコピー
- 商品の関連性
- 見た目のデザイン性、美しさ
- オリジナリティ
- マーケティング
- 世間のニーズ
ニーズの分析とペルソナを立てる
すべてを完璧にまとめることは相当な努力が必要になります。
ニーズを調査する良い方法としては、今なら「Instagram」と「Twitter」です。
単純に「Instagram」での人気な投稿を探り、そして「Twitter」ではエゴサーチです。
有名インフルエンサーに紹介されているものや、話題沸騰の商品、これらは
今の時代SNSから発信されていきます。自分が作っていきたいブランドの分野を
固めながら調査することで、世間のニーズにあったブランドを作成できるはずです。
ここで大事になってくるポイントがあります。
1.地理
年間を通して寒い地域であれば、暖房器具が他の地域よりも多く売れるように、
ターゲットがどこに住んでいるか、また気候や人口などが購入意欲に直結します。
2.統計データ
年齢や性別、収入レベルやライフステージなども購入習慣が変化する目安になります。
正しく設定しておくことで、理想の消費者に商品が渡り効率よく流れが出来ます。
3.趣味や、価値観、興味など
趣味や好みは関連する場合があります。
かわいいもの好きであればこの商品を良く持っている人が多いなど。
ターゲットにあった、いわば将来のライバルとなりうる現在人気の、テーマが近い商品について調査します。
4.行動パターン
どういったお店で普段ショッピングを行っているかであったり、
その商品をどう使っているかなど、今であればレビューサイトなどで確認することが出来ます。
店頭に置くのであればお店の雰囲気づくり、ネットショップ形式で販売するのであれば
配色やデザイン性などが決定的な購入へ導きます。
ニーズを調べずにつくられたブランドはありません。
理想的な顧客を理解すれば、次はキャンペーンや広告で心を惹きつけていきます。
人々が望むものを提供し流れが出来れば成功だと言えますね。
一歩でも成功に近づくためには決して手を抜くことなく行いましょう!
ブランドイメージの重要性
ブランドを立ち上げたからといって大衆にいきなり人気があるようなものにはなれません。
ブランドイメージが重要になってきます。消費者や見る人が最終的にそのブランドに対して
どう感じるかが重要になってきます。戦略を構築しあらゆる側面で固執するプロセスです。
ブランドイメージをしっかり設定さえすれば、次のような段階を踏んでいけるはずです。
1.マーケティング
例えば、あなたがドライブ中に黄色のMの看板を観れば、すぐにハンバーガーのお店だとだとわかりますよね。
ロゴだけでどのような業態なのか、何を販売しているのかがわかるようになるためには年月がかかります。
しかし、効率的なロゴを設定しておけば短く済むかもしれません。
そして一貫性をもたせることも大事です。
なんとなくイメージで、高級ブランドは明朝を使っていたり、
キャッチーなブランドはゴシックを使う傾向にあるかと思います。
そういったイラストやデザイン、色、フォントなどもそのブランドを形成するポイントになります。
ターゲットにあったテイストで作成しましょう。
そして広げていくために、公式SNSを開設したり、広告をうつことも大事になってきます。
SNSに関しては、1日1回以上、少なくとも2日に1回は更新することをおすすめします。
最初は特に回数と頻度が大事です。とにかくまずは人に知ってもらうことを意識して始めてください。
投稿が慣れてくれば、朝5回・昼5回・夜7回を
意識して投稿してみましょう!
え、そんなに時間ないよって？
大丈夫です。ブラウザ版であれば
予約投稿することもできます。
もしくは「SocialDog」をつかってみましょう。
ツイート管理はもちろん、フォロー・フォロワーまで
徹底的に管理できるので大変お勧めです。
そのなかで
①朝6時～9時
②昼12時～14時
③夜18～21時
の三つの時間帯で投稿すると、反応率が大きく変わってくるかと思います。
2.口コミで広がる
また、良い商品を扱っていてサービスが良ければ口コミなんて一瞬です。
一人一人のお客様を大事にしてください。神様とまでは言いませんが、
その中の一人が大きな広告塔に化ける可能性はありえなくないのです。
そうやってあなたのビジネス、ブランドイメージは広がっていきます。
もちろん逆も然りで、悪日評判もまた一瞬です。アンケート調査などを行いながら、
評判が悪い点においては逐一対応して改善しましょう。信頼されるに越したことはありません。
3.収益につながる
そうしてブランドイメージは、止まることを知らないかのごとく広がっていきます。
その中で、ブランドを好きになってくれる人が、徐々にでも消費者になってくれます。
入り口を増やすために、紹介できる媒体は大いに越したことはありません。
在庫を抱えすぎるのもかえってよくないので、商品のルートはきちんと設定しましょう。
失敗しないためにも
ここまですべて実践できて、すんなりうまくいく人は少ないと思います。
失敗しないためには、ブランドイメージを磨き続け知名度を上げていく。
そして、レビューなどのフィードバックを収集し続けることです。
SNSでエゴサーチをしたり、販売サイトにレビュー欄を設け逐一確認したり。
消費者の意見は、将来のブランドイメージのための大事な宝です。
アフターフォローなども忘れず取り組みましょう。
ここで大きく失敗する可能性が高い人は、自分の評価だけしか気にしません。
利益のために自分の商品、会社ばかりに目を向けていれば世の中の流れから
気が付いたら落とされていて、気が付いたら過去の物になっていたなんてことも考えられます。
改善のためには、他社商品や企業、そして何より流行に敏感な姿勢でいてください。
個人で自由に発信ができる時代だからこそ競争も、昔に比べて激しくなってきています。
強いイメージと戦略を立てて、時間をかけてそれら精通している企業は間違いなく
唯一のブランドへと成長できるのではないでしょうか。
