一日を効率的に過ごすための朝の大事な習慣

「早起きは三文の徳」なんてことわざがありますね。
誰だって聞いたことがあるものですが、現代人の生活リズムは様々です。

SNSなど情報主導の現代で、朝から起きて行動する人のほとんどが、
寝起きにスマホ片手にLINEの返信が来ていないか確認したり、メールのチェック、
友達のTwitterやInstagramの投稿の確認をして一日始める….とかじゃないですか?
実際、スマートフォンユーザーの約8割が起きてから15分以内にこういった
行動をとるとデータがあるそうです。

しかし、その寝起きの行動が悪影響をもたらす不健康な習慣だったと知っていましたか。
そのちょっとした行動でストレスをガンガン溜めちゃっているのです。

正しい方法で目覚めの習慣を行うことで、その日一日が
より効率的なものに変わるかもしれないということをご紹介します。

朝から一日を改善する行動

柔軟運動

今まで数時間、ほとんど姿勢を変えずに寝ていたわけですから筋肉も
固まってしまっています。こうして寝起きからストレッチを行えば、
固まってた筋肉もほぐれて、柔軟性も高まり、血流が良くなります。
5分間でさえストレッチを行うことが出来れば、フレッシュな一日をはじめられそうですね。

ベッドメイキング

当たり前のことですが、ぐちゃぐちゃに使ったままの布団は見栄えは最悪ですね。
友達を呼んで見せても恥ずかしくないようにとまでは言いませんが、せめて
今日の夜寝るときに気持ちよく寝室で布団に入れるようにきれいにたたみましょう。
こうすることで朝も、そして夜も満足感を得られます。

瞑想する

座ったままで結構です。3分間目を閉じてゆっくりと深呼吸をしましょう。
息を吸い込んだ時間の2倍かけて息を吐きだしていきます。
自分の呼吸に意識を向けて肩の荷をおろし、リラックスしていきます。
AppleWatchを持ってる方だったら、「呼吸」のアプリ。あれホントおすすめです。

瞑想をすることで、不安やストレスの軽減へとつながり、
幸福感とポジティブさを得ることが出来ます。深呼吸を同時に行うことで
頭へと血が巡り、学習力や記憶能力、集中力を向上することもできます。

さらに毎日続けていれば、免疫システムの向上も期待できます。
こういった観点から、医療機関などでも取り入れられ不眠症や不安障害なども
瞑想で改善していった例があるそうです。

水分補給

寝ている間に500mlから1ℓの汗をかいてるとか聞いたことありませんか。
朝起きてすぐは栄養も水分も空っぽの状態です。
まずは水をコップ一杯、そして朝食を取りましょう。
朝食を食べる際には噛む回数を意識して食べてください。
こうすることで、朝から消化が改善され便秘などの改善にもつながります。

軽い運動

これはできる人だけで構いませんが、近所の散歩などリラックスした状態で
出来る運動をしてみましょう。体の筋肉の多くは足だと言われており、
足を動かすことで血液が全身に行きわたってきます。

一日のスタートで運動をすれば代謝が良くなり効果的なダイエットにも
繋がっていきます。どうしても難しい場合は夕方以降でも構いません。

重要なタスクをまず一番に

心理学者のロン・フリードマンはハーバード・ビジネス・レビューで次のように書いています。

「重要なタスクに最初に取り組む」

会社勤めの方だと特に、出勤して朝からまずメールのチェックをするのが当たり前という人は
多いのではないでしょうか。しかし、そういう人ほど残業時間が長くなる傾向にあるようです。
朝から一日の行動を決めるために行っていたはずの行動が、
結果的に無駄な時間を過ごしてしまうという、まぁなんとも残酷なデータなのです。

なぜこうなってしまうのかというと、人間は朝起きてから約3時間が
脳のゴールデンタイムだと言われています。
人間の脳は決断能力に限界が存在し、そのゴールデンタイムを逃してしまうと、
脳のはたらきが徐々に低下していきます。
疲れ切ってしまうせいで重要なはたらきができなくなってしまうそうです。

そうして正しい冷静な判断が出来ずに自分の仕事を増やしてしまうことになりかねないのです。

私たちは、時間に追われながら生活をしています。
特に日本人は、他の経済大国のなかでも労働時間が長い傾向にあります。
そうした中で先に楽な仕事、メールのチェックなどを行えばさらに効率は悪化します。
穏やかな一日を過ごすためにも、朝のルーティンは重要なものになってくることがわかりました。

ストレスを軽減し、健康的に毎日を過ごすためにも自分自身の朝を素敵に構築してみませんか。

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