シェアリングエコノミーとは?共有型のビジネスモデル

個人間売買サイトの「メルカリ」、自動車配車サービスの「Uber」や宿泊施設貸し出しの「Airbnb」などが近年話題になっていますが、その他にも多くのシェアリングエコノミーサービスが登場してきています。
今回はそんな、この数年で大きなトレンドとなった「シェアリングエコノミー」の概要とおすすめサイトについてご紹介します。
副業を始めていく上で、知っておいて損はないはず。是非参考にしてみてください。

1.シェアリングエコノミーとは

シェアリングエコノミーとは、インターネットを介して個人と個人・企業等の間でモノ・場所・技能などを
売買・貸し借りする等の経済モデルです。モノ、スペース、スキル、時間などあらゆる資産を
共有する「シェア」の考えや消費スタイルが日に日に広がりを見せています。(一般社団法人シェアリングエコノミー協会の公式サイトより)
今まで活用していなかったスキルや空間、資源などを有効的に活かし、新しい仕事や価値を提供するものです。地域や自治体の活性化や、社会福祉における子育てしやすい環境づくりなどにも役立っています。

わかりやすく説明すると、自分たちが持っている資産を、使っていない時間に必要な人に貸し出すことで有効活用し利益を発生させるビジネスです。これまでですと、物や空間が必要な場合、業者を間に介して購入するか借り賃を出して物を借りていたかと思います。しかし、それを個人の資産を直接貸し借りできるというサービスです。借りる側においても、購入するよりも手軽でコストも抑えることができるなどのメリットも有り、ここ近年さらに伸びてきているビジネスモデルだと感じます。

2.どういった種類のサービスがあるの?

  • モノのシェア (フリマ・レンタルサービスなど)
  • 空間のシェア (ホームシェア・農地・駐車場・会議室など)
  • 移動のシェア (カーシェア・ライドシェア・コストシェアなど)
  • スキルのシェア (家事代行・介護・育児・知識・料理など)
  • お金のシェア (クラウドファンディングなど)
出典 : 一般社団法人シェアリングエコノミー協会、最新のシェアリングエコノミー 領域mapを公開しました!  (2020年3月)

以上の5項目が、シェアリングエコノミーのカテゴリです。それぞれでのカテゴリごとに人気なサービスをご紹介します。

3.モノのシェア (フリマ・レンタルサービスなど)

メルカリ

メルカリ
https://www.mercari.com/jp/

言わずとしれた、フリマアプリ。不要になったものなどを自分で価格設定を行い、出品することができるサービスです。最近では、コンビニなどでも梱包資材が販売され一般的になってきました。出品ハードルも低く誰でもカジュアルに販売することができるため、早く確実に売りたい方向けに大変おすすめのフリマアプリです。もともとは、某オークションサイトが使いづらかったためにつくられたとか…。

ラクマ(旧フリル)

ラクマ
https://fril.jp/

ラクマは、楽天株式会社が運営するフリマアプリサービスです。そのため楽天会員のIDがそのままユーザーになります。元々、「フリル」という女性向けのフリマアプリでした。女性向けのサービスだったため、安全性も大変考慮されています。より高額なものや価値が高いものを安心して取引したい方におすすめです。

4.空間のシェア (ホームシェア・農地・駐車場・会議室など)

Airbnb

Airbnb
https://www.airbnb.jp/

Airbnbは世界で最も知名度があり日本人にも人気の民泊サービスの一つです。2017年時点で世界累計2億人以上に使われており、知名度は確実なものです。使っていない家や部屋を貸したいホスト(家主)からゲスト(旅行者)へ借すことができます。スマホ一台で手続きも完結するため非常に手軽です。最近では個人の利用だけではなくビジネス目的の利用も増加しています。

ecbocloak(エクボクローク)

ecbocloak
https://cloak.ecbo.io/ja

「荷物を預けたい人」と「預かってくれる人」を結ぶシェアリングエコノミーサービスです。ネット上から事前に予約をし、コインロッカーなどの代わりに空きスペースを活用して預かり、報酬が支払われます。

インスタベース

インスタベース
https://www.instabase.jp/

レンタルスペースから貸し会議室まで、用途に合わせてカンタン予約できるサービスです。ワークショップやママ会、そしてパーティなど目的に応じて、理想にぴったりなスペース(会場)を探して借りること、貸し出すことができます。レンタルスペースを貸したいオーナーの収益化を支援するサービスです。

5.移動のシェア (カーシェア・ライドシェア・コストシェアなど)

Notteco

Notteco
https://notteco.jp/

nottecoは「安く移動したい人」と「ガソリン代などの実費を節約したいドライバー」をつなげる日本最大の相乗りマッチングサービスです。2007年にサービスを開始し、現在、40,000人以上の会員を有しています。(Notteco公式サイトより)ドライブは好きでも高くついてくるのが燃料費や高速道路代、そんな交通費を簡単に浮かせることができるサービスです。

Uber Eats

Uber Eats
https://www.ubereats.com/jp

配車アプリ同様に予約注文をし、料理を指定の場所へ運んでくれるサービスです。テイクアウトが可能なお店であれば、配達していない店舗でもこのUber Eatsで配達してくれます。コロナ禍においてもっとも使用されたシェアリングエコノミーではないでしょうか。しかし配達方法やマナーの悪評、そして交通事故が多発し、世間では問題視されています。

6.スキルのシェア (家事代行・介護・育児・知識・料理など)

タスカジ

タスカジ
https://taskaji.jp/

タスカジは、掃除から料理、子育てなどの家事を代行できるサービスです。1回3時間から可能で、家庭や仕事と両立しやすく副業で始めるにはもってこいのサービスです。平均時給は1,700円で登録は無料。シフトも自由に組めてノルマもありません。

ストアカ

ストアカ
https://www.street-academy.com/

スキル習得のために習い事を探す人とスキルを教えたい人を繋ぐマッチングサービスです。
「スキルシェアサービス」であり、講師も学びたい人もお互い単発で気軽に講座を受講できるサービスです。ストアカに月謝はありません。1回の受講ごとに料金が支払われるというサービスです。

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KIDS LINE

KIDS LINE
https://kidsline.me/

子どもが好き、育児経験者、保育経験がある、元保育士や元看護師などのスキルを活かして即日から定期まで希望に合わせてベビーシッターができるサービス。価格も設定でき、1時間1,000円から。

7.お金のシェア (クラウドファンディングなど)

CAMPFIRE

CAMPFIRE
https://camp-fire.jp/

日本国内最大のクラウドファンディングサイト。挑戦やアイデア実現のために必要な資金集めを手軽にできるサービス。累計流入額は400億円を突破している。サービス開始より現在まで4.8万件以上のプロジェクトが立ち上がっており470万以上の支援が行われてきました。

Makuake

Makuake
https://www.makuake.com/

日本のクラウドファンディングサイトの代表的な存在である、Makuake。ソニーやシャープなどの有名企業も活用している。最近では、映画のクラウドファンディングでエンドロールに名前が入るリターンが大好評になりました。結果、公開初日に支援者が劇場に殺到するほどの人気作に。「新たなチャレンジを応援しよう。」世の中を良くする新しいチャレンジが毎日続々と登場。

まとめ

今回ご紹介したシェアリングエコノミーは今現在も、欧米を中心に広がりを見せています。目に見える物からスキルや空間まで「個人の資産を貸し借りする」ということがインターネットを介して行われるのが大きな特徴です。今まで使われてこなかった資産に対して有効活用することで新しく価値を見出し生み出すのは現代ならではな気がします。スキマ時間で副業をする人が増えてきている今、こういった全体のシステムを変えていしまうほどのビジネスモデルがこれからもたくさん増えてくることが見込まれます。シェアリングエコノミーもまだまだ拡大していく可能性が高いですね。このサイトでは他にも副業で稼ぐための方法やノウハウを紹介しています。副業で稼ぎたい!収入の余裕が少しでもほしい!退職前に収入の柱を作っておきたい!など考えていらっしゃる方は是非他の記事もご覧ください。

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